重症心身障がい児の放課後等デイサービスとは?支援で大切にしたいこと

ままはぐ東広島田口事業所の活動スペース

「重症心身障がい児が利用できる放課後等デイサービスでは、どのように過ごすの?」「医療的ケアや姿勢への配慮と、療育は両立できるの?」と疑問に感じるご家族もいらっしゃると思います。

放課後等デイサービスは、学校に通う障がいのあるお子さまが、放課後や学校休業日に支援を受けながら過ごす障害児通所支援の一つです。重症心身障がい児の場合は、活動内容だけでなく、その日の体調、呼吸、姿勢、休息、食事や水分、コミュニケーション方法などを一人ひとりに合わせて考えることが大切です。

東広島市のままはぐ東広島田口事業所は、重症心身障がい児・医療的ケア児を主な対象とする児童発達支援・放課後等デイサービスです。この記事では、重症心身障がい児の放デイを考えるときに知っておきたい役割と、ままはぐが大切にしている支援の考え方をご紹介します。

目次

重症心身障がい児の放課後等デイサービスで大切にしたい4つのこと

1.安全と体調への配慮を土台にする

重症心身障がい児は、体調や筋緊張、呼吸状態、疲れ方などに変化が生じやすく、日によって過ごしやすい姿勢や活動量が異なることがあります。医療的ケアが必要なお子さまの場合は、必要なケアの内容や実施方法、体調変化時の対応も事前に確認しておく必要があります。

大切なのは「活動に参加できるか」だけで判断せず、安全に過ごせることを土台として、その日の状態に合わせて支援を組み立てることです。

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2.姿勢・休息も一日の大切な支援として考える

同じ姿勢で長く過ごすことが負担になるお子さまや、活動の途中で休息が必要なお子さまもいます。座位、臥位などの姿勢をその日の状態に合わせて調整し、無理なく過ごせる環境を整えることも大切な支援です。

「何かをしている時間」だけが療育ではありません。安心して休むこと、姿勢を整えること、心地よい刺激を受け取ることも、お子さまの生活と経験を支える大切な時間だと考えています。

3.小さな反応を大切にし、経験の幅を広げる

言葉で気持ちを伝えることが難しい場合でも、視線、表情、呼吸、身体の動き、声、筋緊張の変化など、お子さまはさまざまな方法で反応を示します。その小さな変化を丁寧に受け取りながら、好きなことや心地よいことを探していくことが大切です。

ままはぐでは、個別療育、音楽・リズム、光や映像、感覚刺激、身体活動・リハビリ、コミュニケーションなどを、お子さまの状態と反応を見ながら組み合わせています。全員が同じことをするのではなく、その子らしく参加できる方法を考えます。

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4.学校・ご家庭とつながりながら支援する

放課後等デイサービスで過ごす時間は、お子さまの生活の一部分です。学校での様子、ご家庭で気になっていること、体調や医療的ケアの変化などを共有しながら、その日の支援につなげることが大切です。

学校から事業所、事業所からご家庭への引き継ぎでは、体調、食事・水分、排泄、発作、医療的ケア、活動時の様子など、お子さまに必要な情報を確認します。ご家族が「少し気になる」と感じたことも相談できる関係づくりを大切にしています。

医療的ケアがあるお子さまも、まずは個別に相談を

重症心身障がい児の中には、喀痰吸引、人工呼吸器、在宅酸素、胃ろう・経鼻等の経管栄養、導尿など、日常的な医療的ケアが必要なお子さまもいます。一方で、必要なケアや体調は一人ひとり異なります。

そのため、「○○があるから利用できない」と最初から決めるのではなく、現在の状態やケア方法、実施する時間帯、必要な配慮を確認したうえで個別に相談することが大切です。ままはぐでも、利用可否を医療的ケアの名称だけで判断せず、具体的な状況をお聞きしてご相談しています。

医療的ケア児の放デイ選びについては、「東広島市で医療的ケア児の放課後等デイサービスを探している方へ」もご覧ください。

見学では「どんな一日を過ごせるか」を確認する

施設を見学するときは、設備の有無だけでなく、お子さまが実際に利用した場合の一日をイメージしながら確認することをおすすめします。

  • 必要な医療的ケアについて具体的に相談できるか
  • 休息や姿勢を調整できる環境があるか
  • お子さまの反応に合わせた療育や活動があるか
  • 学校・ご家庭との情報共有はどのように行うか
  • 送迎や医療機器・必要物品の受け渡しを相談できるか

詳しいチェックポイントは、「医療的ケア児の放デイ見学で確認しておきたい7つのポイント」にまとめています。

よくあるご相談

寝たきりに近い状態でも相談できますか?

はい。姿勢や移乗、休息方法、普段の過ごし方などをお聞きしたうえで個別にご相談します。お子さまが無理なく過ごせる方法を一緒に確認します。

言葉でコミュニケーションを取ることが難しくても療育できますか?

はい。視線、表情、声、身体の動きなど、一人ひとりの反応を丁寧に見ながら、好きなことや伝え方を探していきます。

医療的ケアと療育の両方を相談できますか?

はい。安全に必要なケアを行うことと、お子さまがその子らしく経験を重ねることの両方を大切にしています。実際の対応内容は、お子さまの状態やケア方法を確認したうえで個別にご相談します。

東広島市で重症心身障がい児の放デイをお探しの方へ

重症心身障がい児の支援では、できる・できないだけでなく、その日の体調や反応に合わせて「どうすれば安心して過ごせるか」「どんな経験なら楽しめるか」を一緒に考えることが大切です。

ままはぐ東広島田口事業所では、利用を決める前の見学・利用相談を受け付けています。現在の状態や医療的ケア、姿勢、療育、送迎など、気になることがありましたらまずはご相談ください。

支援・療育内容医療的ケアへの対応ご利用案内見学で確認したいポイント

参考情報

障害児通所支援の支援内容や考え方については、こども家庭庁の放課後等デイサービスガイドライン等も参考になります。

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