未就学の医療的ケア児・重心児へ|児童発達支援で大切にしたい4つの視点

ままはぐ東広島田口事業所の療育・活動スペース

未就学の時期は、「できることを増やす」ことだけを急ぐのではなく、安心して過ごせること、好きなことに出会うこと、自分なりの方法で気持ちを伝えることなど、毎日の小さな経験を積み重ねる大切な時期です。

医療的ケアや重い障がいがあるお子さまの場合は、体調や呼吸、姿勢、休息、ケアの時間などにも配慮しながら、その子に合った遊びや活動を考えていく必要があります。

未就学のお子さまへ 医療的ケアと療育を、ひとつの生活として考える

安全に過ごすことと、楽しい・やってみたい・伝えたいという経験は、どちらか一方ではありません。その日の体調に合わせながら、両方を大切にします。

東広島市のままはぐ東広島田口事業所は、重症心身障がい児・医療的ケア児を主な対象とする児童発達支援・放課後等デイサービスです。この記事では、未就学のお子さまの児童発達支援を考えるときに、ままはぐが大切にしている4つの視点をご紹介します。

目次

児童発達支援とは

児童発達支援は、主に未就学の障がいのあるお子さまが、日常生活や遊びを通して発達を支える支援を受ける障害児通所支援の一つです。実際の支援では、お子さまの年齢だけでなく、生活リズム、体調、身体の状態、興味、コミュニケーション方法、ご家族の希望などを確認しながら個別に考えていきます。

未就学期に大切にしたい4つの視点

1.まず「安心して過ごせる」をつくる

活動の前に大切なのは、その日のお子さまが無理なく過ごせることです。呼吸や体調、筋緊張、疲れ方、医療的ケアのタイミング、休息が必要な時間などを確認しながら、一日の過ごし方を整えます。

「今日はたくさん活動する日」「今日はゆっくり過ごす日」といった違いがあっても構いません。安心できる状態があってこそ、周囲に目を向けたり、好きな刺激を楽しんだりする余裕につながります。

2.「好き」「気づく」「伝える」を遊びの中で見つける

音、光、揺れ、触れる感覚、絵本、音楽、人の声など、お子さまが反応するきっかけは一人ひとり違います。視線、表情、声、身体の動き、呼吸の変化など、小さな反応を丁寧に受け取りながら「好き」「もう一度」「少し苦手」といった気持ちを探します。

言葉を使うことが難しくても、コミュニケーションがないわけではありません。その子なりの伝え方を周囲が見つけ、応えていくことを大切にします。

3.姿勢や身体の動きを、無理なく支える

お子さまによって、過ごしやすい姿勢、身体を動かしやすい時間、疲れやすい動きは異なります。座る・横になる・身体を動かすといった時間を一律に決めるのではなく、その日の状態に合わせて調整することが大切です。

身体への配慮は、活動を制限するためではなく、無理のない姿勢で周囲を見たり、手を伸ばしたり、心地よい刺激を受け取ったりするための土台だと考えています。

4.ご家族と小さな変化を共有する

未就学期は、体調や生活リズム、興味、できることが少しずつ変わっていく時期です。事業所で見られた反応だけでなく、ご家庭での様子や最近気になっていることも共有しながら、お子さまに合う関わり方を一緒に考えます。

CARE医療的ケア

必要なケアと体調への配慮を、安心して過ごすための土台として考えます。

PLAY遊び・感覚

音・光・触覚・絵本・音楽などから、その子が心地よく参加できる方法を探します。

CONNECT伝える・つながる

視線や表情、身体の動きなど、一人ひとりの反応をコミュニケーションとして大切にします。

医療的ケアがあっても「療育の時間」を大切に

喀痰吸引、人工呼吸器、在宅酸素、経管栄養、導尿など、日常的な医療的ケアが必要なお子さまの場合、安全に必要なケアを行うことはもちろん大切です。同時に、お子さま自身が楽しめること、周囲に興味を向けること、人とやり取りすることも毎日の大切な経験です。

ままはぐでは「医療的ケアの時間」と「療育の時間」を完全に別のものとして考えるのではなく、その日の生活全体の中で無理なく組み合わせていくことを大切にしています。実際の対応内容は、お子さまの状態やケア方法を確認したうえで個別にご相談します。

医療的ケアへの対応を詳しく見る支援・療育内容を見る

就学後の放課後等デイサービスへ、支援をつないでいく

未就学から就学へ移ると、生活の中心が園や家庭から学校へ変わり、過ごす時間や送迎、学校との情報共有なども変わります。児童発達支援の時期から、お子さまが安心できる姿勢や活動、伝え方、医療的ケアのポイントを整理しておくことは、就学後の支援を考えるうえでも役立ちます。

ままはぐは児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を行っているため、就学前後の生活の変化についてもご相談いただけます。

見学するときに確認しておきたいこと

  • お子さまが落ち着いて休める場所や姿勢を相談できるか
  • 必要な医療的ケアの内容・時間帯について具体的に話せるか
  • 一人ひとりの反応に合わせた遊びや療育を考えているか
  • ご家庭との情報共有をどのように行うか
  • 就学を見据えた相談や、放課後等デイサービスへのつながりを相談できるか

見学では、設備の多さだけではなく「この子がここでどんな表情で過ごせそうか」という視点で見ていただくことも大切です。

よくあるご相談

まだ小さく、療育で何をしたらよいか分かりません

最初から目標が決まっていなくても大丈夫です。普段の過ごし方、好きな刺激、苦手なこと、ご家族が気になっていることをお聞きしながら、一緒に考えていきます。

医療的ケアが複数あっても相談できますか?

はい。必要なケアの内容、実施方法、時間帯、体調面での注意点などを確認したうえで、実際の対応について個別にご相談します。

利用するか決める前に見学できますか?

はい。利用を決める前の見学・相談を受け付けています。お子さまと一緒に見学する方法についても、事前にご相談ください。

東広島市で医療的ケア児・重心児の児童発達支援をお探しの方へ

お子さまに合う児童発達支援を探すとき、「医療的ケアに対応できるか」だけでなく、「その子らしく過ごせるか」「小さな反応を大切にしてもらえるか」も大切な視点です。

ままはぐ東広島田口事業所では、未就学のお子さまの見学・利用相談を受け付けています。医療的ケア、姿勢、療育、利用時間、ご家族が気になっていることなど、まだ整理できていない段階からでもご相談ください。

ままはぐについて医療的ケアへの対応支援・療育内容ご利用案内

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